この単元のつまずきポイント
分母どうし・分子どうしをそのまま足してしまう間違いが最頻出です。通分できても分子だけ変えて分母を変え忘れる、約分を最後に忘れるといったミスも多く見られます。
このテーマで実際に生成した教材
下の枠内が、まなびAIがこのテーマで実際に生成した教材です。読み解きにくい学習指導要領は、デジタル庁が推進する国産AI「源内」の一部である法令検索AI「Lawsy」の技術で検索・参照し、約30秒で出力されました。
こんにちは!小学5年生のみんな。
今回は、分母がちがう分数のたし算やひき算のときに「どうすればいいの?」と困ってしまうことがある「通分(つうぶん)」について、わかりやすく説明していくよ。
1. なぜ「通分」が必要なの?
分数のたし算やひき算は、分母が同じでないと計算することができません。
たとえば、
- $\frac{1}{2}$ と $\frac{1}{3}$ を足すとき
これは、「半分に分けたもの」と「3つに分けたもの」を足すことと同じです。リンゴを半分に切ったものと、別のリンゴを3つに切ったものをそのまま足しても、いくつになったかすぐにわかりませんよね。
そこで、分母を同じにする「通分」が必要になります。
2. 「通分」ってどうやるの?
通分とは、分母の違う分数を通分して、分母が同じになるように、元の分数と大きさが変わらない分数にすることです。
通分するには、それぞれの分数の分母の「最小公倍数(さいしょうこうばいすう)」を見つけるのがポイントです。
最小公倍数を見つけよう
最小公倍数とは、いくつかの数に共通する倍数の中で、一番小さい数のことです。
例: 2と3の最小公倍数
- 2の倍数: 2, 4, 6, 8, 10, 12, ...
- 3の倍数: 3, 6, 9, 12, 15, ...
2と3に共通する倍数は6, 12, ...とありますが、一番小さい数は「6」ですね。だから、2と3の最小公倍数は6です。
分数を通分する手順
例: $\frac{1}{2}$と$\frac{1}{3}$を通分してみよう
- 分母の最小公倍数を見つける
* 2と3の最小公倍数は「6」でしたね。
- それぞれの分数を、見つけた最小公倍数を分母とする分数に変える
* $\frac{1}{2}$ を分母が6の分数にするには、分母に3をかけます。分母に3をかけたら、分子にも同じく3をかけます。
$\frac{1 \times 3}{2 \times 3} = \frac{3}{6}$
* $\frac{1}{3}$ を分母が6の分数にするには、分母に2をかけます。分母に2をかけたら、分子にも同じく2をかけます。
$\frac{1 \times 2}{3 \times 2} = \frac{2}{6}$
これで、$\frac{1}{2}$は$\frac{3}{6}$に、$\frac{1}{3}$は$\frac{2}{6}$になりました。
どちらも分母が「6」になりましたね!
3. 通分を使って計算してみよう!
通分ができたら、あとは分母が同じ分数のたし算・ひき算と同じように計算するだけです。
例1: たし算
$\frac{1}{2} + \frac{1}{3}$
手順
- 分母の2と3の最小公倍数は6なので、通分します。
$\frac{1}{2} = \frac{3}{6}$
$\frac{1}{3} = \frac{2}{6}$
- 通分した分数で計算します。
$\frac{3}{6} + \frac{2}{6} = \frac{3+2}{6} = \frac{5}{6}$
答え: $\frac{5}{6}$
例2: ひき算
$\frac{3}{4} - \frac{1}{6}$
手順
- 分母の4と6の最小公倍数を見つけます。
* 4の倍数: 4, 8, 12, 16, ...
* 6の倍数: 6, 12, 18, ...
最小公倍数は12です。
- それぞれの分数を、分母が12になるように通分します。
* $\frac{3}{4}$ は分母に3をかけるので、分子にも3をかけます。
$\frac{3 \times 3}{4 \times 3} = \frac{9}{12}$
* $\frac{1}{6}$ は分母に2をかけるので、分子にも2をかけます。
$\frac{1 \times 2}{6 \times 2} = \frac{2}{12}$
- 通分した分数で計算します。
$\frac{9}{12} - \frac{2}{12} = \frac{9-2}{12} = \frac{7}{12}$
答え: $\frac{7}{12}$
4. まとめ
分母が違う分数のたし算・ひき算は、次のステップで計算できるよ!
- ステップ1: 2つの分数の分母の「最小公倍数」を見つけよう。
- ステップ2: 見つけた最小公倍数を分母とするように、それぞれの分数を通分しよう。(分母にかけた数と同じ数を分子にもかけることを忘れないでね!)
- ステップ3: 通分して分母が同じになった分数で、たし算やひき算をしよう。
これで、分母が違う分数の計算もばっちりだね!たくさん練習して、マスターしよう!
編集・参照情報
- 編集・運営: かわさき楽AIサポート(株式会社スマイルファクトリー)
- 作成方法: 学習指導要領データを検索し、AI生成教材を編集して掲載
- 参照範囲: elementary > 算数 > 解説
- 公開日: 2026年8月2日
この教材の使い方
この教材は、分母のちがう分数のたし算・ひき算でつまずいたお子さんを支える保護者の方に活用いただきたい内容です。まずはお子さん自身に本文を読ませ、「なぜ通分が必要なのか」を自分の言葉で説明してもらうと、公式の暗記ではなく意味の理解につながります。
答え合わせのときは、正解・不正解だけを見るのではなく、『通分した分母はいくつ?』『答えは約分できる?』の2点をお子さんに口で説明させてみてください。この2つを言語化できれば、通分と約分の手順が定着している証拠で、次の異分母のひき算や帯分数の計算にもスムーズに進めます。
塾講師の方は、2と3のような小さい数だけでなく、4と6、6と9など「片方がもう片方の倍数」「共通の約数を持つ」パターンも追加で演習させると、最小公倍数の見つけ方が定着します。つまずいたら本教材の「倍数を書き出す」手順に立ち返らせてください。
よくある質問
通分は小学5年生のいつごろ習う内容ですか?
小学5年生の算数で扱う単元です。分母がちがう分数のたし算・ひき算の前段階として学びます。学校ごとに進度が異なる場合もあるため、詳しい時期は学校の先生にご確認ください。
子どもが最小公倍数を見つけるところでつまずきます。どう教えたらよいですか?
まずはそれぞれの分母の倍数を書き出し、共通する数のうち一番小さいものを一緒に探す練習が有効です。2と3なら6、というように具体例から慣れていくと、手順が定着しやすくなります。
家庭学習では通分の練習をどのくらい進めればよいですか?
まずは分母が小さい数の通分を反復し、手順に慣れることを優先すると安心です。どこまで先取りするかはお子さまの理解度によって差があるため、ご家庭の判断で無理のない範囲を決めてあげてください。