この単元のつまずきポイント

enjoy・finishは動名詞のみ、want・decideは不定詞のみ、という機械的な暗記だけで済ませていると、remember・forget・try・stopのように両方取れて意味が変わる動詞で必ず失点します。

このテーマで実際に生成した教材

下の枠内が、まなびAIがこのテーマで実際に生成した教材です。読み解きにくい学習指導要領は、デジタル庁が推進する国産AI「源内」の一部である法令検索AI「Lawsy」の技術で検索・参照し、約30秒で出力されました。

動名詞と不定詞の使い分け:目的語になる動詞

英語の動詞の中には、目的語として動名詞(-ing形)をとるものと、不定詞(to + 動詞の原形)をとるものがあります。また、どちらもとれるが意味が変わるもの、意味が変わらないものもあります。これらの使い分けは、正確な英語表現のために非常に重要です。入試でも頻出のポイントなので、しっかりと理解しましょう。

1. 基本的な考え方

動名詞と不定詞は、それぞれ異なるニュアンスを持っています。このニュアンスを理解することが、使い分けの第一歩です。

  • 動名詞(V-ing): 過去の経験、進行中の行為、一般的な行為、習慣、事実を表す傾向があります。

* 例: I enjoy reading books. (本を読むという一般的な行為を楽しんでいる)

  • 不定詞(to V): 未来の行為、目的、意図、特定の行為、これから起こること、未実現の事柄を表す傾向があります。

* 例: I decided to study abroad. (これから留学するという未来の行為を決めた)

2. 動名詞のみを目的語にとる動詞

これらの動詞の後に続く動詞は、必ず動名詞の形になります。主なものを覚えましょう。

  • 感情・感覚: enjoy (楽しむ), mind (気にする), miss (しそこなう、残念に思う)
  • 中止・回避: finish (終える), stop (〜するのをやめる), avoid (避ける), give up (諦める), postpone (延期する), resist (抵抗する), escape (逃れる)
  • 思考・提案: consider (よく考える), imagine (想像する), suggest (提案する), admit (認める), deny (否定する), practice (練習する), risk (危険を冒す)

例文:

  • He enjoys playing soccer. (彼はサッカーをするのを楽しんでいる。)
  • I finished writing the report. (私はレポートを書き終えた。)
  • Would you mind opening the window? (窓を開けていただけますか。)
  • She avoided answering my question. (彼女は私の質問に答えるのを避けた。)

3. 不定詞のみを目的語にとる動詞

これらの動詞の後に続く動詞は、必ず不定詞の形になります。未来志向の動詞が多いのが特徴です。

  • 願望・意図: want (〜したい), hope (〜したいと願う), wish (〜したいと願う), expect (〜するつもりである), intend (〜するつもりである), plan (計画する), decide (決める), agree (同意する), promise (約束する), refuse (拒否する), offer (申し出る), afford (〜する余裕がある)
  • 努力・達成: learn (学ぶ), manage (なんとか〜する), pretend (〜のふりをする), fail (〜しそこなう)
  • その他: seem (〜のように思える), tend (〜する傾向がある)

例文:

  • I want to buy a new car. (私は新しい車を買いたい。)
  • They decided to move to Tokyo. (彼らは東京に引っ越すことを決めた。)
  • She promised to help me. (彼女は私を助けると約束した。)
  • He managed to finish the work on time. (彼はなんとか時間内に仕事を終えた。)

4. 動名詞と不定詞で意味が変わる動詞

これらの動詞は、後に動名詞が来るか不定詞が来るかで意味が大きく変わります。特に注意が必要です。

  • remember

* remember to V: 「〜するのを覚えておく」「忘れずに〜する」(これからすること)

* 例: Remember to lock the door. (ドアに鍵をかけるのを忘れないでね。)

* remember V-ing: 「〜したことを覚えている」(過去にしたこと)

* 例: I remember locking the door. (ドアに鍵をかけたことを覚えている。)

  • forget

* forget to V: 「〜するのを忘れる」(これからすること)

* 例: I forgot to send the email. (メールを送るのを忘れた。)

* forget V-ing: 「〜したことを忘れる」(過去にしたこと)

* 例: I'll never forget seeing the Eiffel Tower. (エッフェル塔を見たことを決して忘れないだろう。)

  • stop

* stop to V: 「〜するために立ち止まる」(目的)

* 例: He stopped to smoke. (彼はタバコを吸うために立ち止まった。)

* stop V-ing: 「〜するのをやめる」(行為の中止)

* 例: He stopped smoking. (彼は喫煙をやめた。)

  • try

* try to V: 「〜しようと努力する」「〜しようと試みる」(困難を伴う努力)

* 例: I tried to open the jar, but it was too tight. (その瓶を開けようとしたが、固すぎた。)

* try V-ing: 「試しに〜してみる」(結果がどうなるか試す)

* 例: If you have a headache, try taking an aspirin. (頭痛がするなら、試しにアスピリンを飲んでみては。)

  • regret

* regret to V: 「残念ながら〜する」(これから伝えることへの後悔や遺憾)

* 例: We regret to inform you that your application has been unsuccessful. (残念ながら、あなたの応募は不採用となりましたことをお知らせします。)

* regret V-ing: 「〜したことを後悔する」(過去にしたことへの後悔)

* 例: I regret telling her my secret. (彼女に秘密を話したことを後悔している。)

  • need

* need to V: 「〜する必要がある」(主語がその行為を行う)

* 例: I need to clean my room. (私は部屋を掃除する必要がある。)

* need V-ing: 「〜される必要がある」(受動的な意味。need to be V-ed と同じ)

* 例: Your car needs washing. (あなたの車は洗車される必要がある。 = Your car needs to be washed.)

  • mean

* mean to V: 「〜するつもりである」「〜する意図である」

* 例: I didn't mean to hurt your feelings. (あなたの気持ちを傷つけるつもりはなかった。)

* mean V-ing: 「〜することを意味する」「〜ということになる」

* 例: Being a doctor means working long hours. (医者であるということは、長時間働くことを意味する。)

5. 動名詞と不定詞のどちらでも意味が変わらない動詞

これらの動詞は、動名詞と不定詞のどちらを目的語にとっても、意味に大きな違いはありません。

  • 感情・開始・継続: like (好きである), love (大好きである), hate (嫌いである), prefer (〜を好む), begin (始める), start (始める), continue (続ける)

例文:

  • I like reading / to read books. (私は本を読むのが好きだ。)
  • It started raining / to rain. (雨が降り始めた。)

応用問題

以下の問題に答え、動名詞と不定詞の使い分けに関する理解度を確認しましょう。

問1

次の文の( )内に、適切な動詞の形(動名詞または不定詞)を入れなさい。

  1. He avoided (answer) my question.
  2. They managed (finish) the project on time.
  3. I don't mind (walk) in the rain.
  4. She offered (help) me with my homework.

模範解答:

  1. answering
  2. to finish
  3. walking
  4. to help

採点ポイント:

  • `avoid` は動名詞のみを目的語にとる動詞であることを理解しているか。
  • `manage` は不定詞のみを目的語にとる動詞であることを理解しているか。
  • `mind` は動名詞のみを目的語にとる動詞であることを理解しているか。
  • `offer` は不定詞のみを目的語にとる動詞であることを理解しているか。

関連単元へのつながり:

この問題は、動名詞と不定詞を目的語にとる動詞の基本的な分類を問うものです。これらの動詞を覚えることは、正確な文法構造を構築する上で不可欠であり、英作文や読解の基礎となります。

問2

次の各組の文は、動名詞と不定詞のどちらを使うかによって意味が変わります。それぞれの文がどのような意味になるか説明しなさい。

  1. a) I stopped to talk to him.

b) I stopped talking to him.

  1. a) Remember to lock the door.

b) I remember locking the door.

模範解答:

  1. a) I stopped to talk to him.

意味: 私は彼と話すために立ち止まった。(話すことが目的)

b) I stopped talking to him.

意味: 私は彼と話すのをやめた。(話すという行為を中止した)

  1. a) Remember to lock the door.

意味: ドアに鍵をかけるのを忘れないでね。(これから鍵をかけることを覚えておく)

b) I remember locking the door.

意味: ドアに鍵をかけたことを覚えている。(過去に鍵をかけた事実を覚えている)

採点ポイント:

  • `stop` の後に不定詞が続く場合と動名詞が続く場合で、「目的」と「行為の中止」という意味の違いを正確に説明できているか。
  • `remember` の後に不定詞が続く場合と動名詞が続く場合で、「未来の行為」と「過去の行為」という意味の違いを正確に説明できているか。

関連単元へのつながり:

この問題は、動名詞と不定詞の持つ「時制」や「ニュアンス」の違いを深く理解しているかを問うものです。特に、`stop`, `remember`, `forget`, `try`, `regret` などの動詞は、文脈によって意味が大きく変わるため、読解やリスニングでの正確な意味把握、そして自分の意図を正確に伝える英作文において非常に重要です。

問3

次の文には誤りがあります。誤りを訂正し、なぜそのように訂正したのか理由を説明しなさい。

"This old house needs to paint."

模範解答:

訂正文: "This old house needs painting." または "This old house needs to be painted."

理由: 動詞 `need` の後に続く動名詞は「〜される必要がある」という受動的な意味を表します。元の文の "needs to paint" では「この古い家が(自ら)ペンキを塗る必要がある」という意味になってしまい、不自然です。家はペンキを塗られる側なので、受動の意味を表す `painting`(動名詞)または `to be painted`(不定詞の受動態)を用いるのが適切です。

採点ポイント:

  • `need` の後に続く動名詞が受動の意味を持つことを理解しているか。
  • 動名詞の受動の意味が、不定詞の受動態 `to be V-ed` と同等であることを理解しているか。
  • 文脈から適切な意味を判断し、文法的な誤りを正確に指摘・訂正できているか。

関連単元へのつながり:

この問題は、動名詞の持つ受動的な意味合い、そして受動態の概念と結びついています。単に動詞の形を覚えるだけでなく、その形が持つ意味やニュアンスを深く理解することが、より複雑な英文の読解や、自然で正確な英語表現を身につける上で不可欠です。特に、受動態の概念は様々な文法項目と関連するため、この機会に再確認しておきましょう。

形式: 入試対策 参照: 第8節 外 国 語 > 第4 論理・表現Ⅰ > 2 内 容 > 〔思考力,判断力,表現力等〕 > (2) 情報を整理しながら考えなどを形成し,英語で表現したり,伝え合ったりすることに関する事項

編集・参照情報

  • 編集・運営: かわさき楽AIサポート(株式会社スマイルファクトリー)
  • 作成方法: 学習指導要領データを検索し、AI生成教材を編集して掲載
  • 参照範囲: 第8節 外 国 語 > 第4 論理・表現Ⅰ > 2 内 容 > 〔思考力,判断力,表現力等〕 > (2) 情報を整理しながら考えなどを形成し,英語で表現したり,伝え合ったりすることに関する事項
  • 公開日: 2026年7月19日

この教材の使い方

保護者の方へ。この教材は、高3のお子さまが「rememberやforgetのような、動名詞と不定詞で意味が変わる動詞」に整理をつけるための一枚です。まずは声に出して例文を読んでもらい、そのあとで意味の違いを言葉で説明できるか聞いてみてください。

塾講師の方は、「過去に対する動作は動名詞、これからの動作は不定詞」というイメージを軸に据えて指導すると効果的です。丸暗記に頼らず、rememberやforget、regret、stopなどを「時間の向き」で仕分ける感覚が身につき、初見の英文でも判断できるようになります。

生徒本人が使う場合は、動名詞のみをとる動詞のリストを一度に覚えようとせず、感情系・中止系・思考系のグループごとに区切って音読しましょう。1日1グループ、翌日に前日分を口頭で言い直すサイクルにすると、入試本番でも迷わず選べるようになります。

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よくある質問

高校3年生の外国語で、動名詞と不定詞の使い分けはどのくらい重要ですか?

教材にもある通り入試頻出のポイントで、意味の違いを問う設問が出やすい単元です。基本ニュアンス(動名詞=過去・一般、不定詞=未来・意図)を押さえることが理解の第一歩となります。詳しい出題傾向は学校の先生にご確認ください。

子どもがenjoyやfinishの後に不定詞を使ってしまいます。どう教えればよいですか?

enjoy・finish・avoid・stopなどは動名詞のみを目的語にとる動詞としてグループで覚えるのが有効です。例文を声に出して繰り返すと定着しやすくなります。教え方の方針はご家庭の判断で、無理のない範囲で進めてください。

家庭学習では、動詞をどのように暮らして覚えさせるとよいですか?

教材の分類(感情・感覚/中止・回避/思考・提案)ごとにまとめて覚え、自作の例文で使ってみる方法が有効です。毎日少しずつ触れることが定着の近道ですが、進め方はご家庭の判断で調整してください。