この単元のつまずきポイント
「人数が多い方が混んでいる」と広さを無視して答える、わり算の被除数と除数を逆にして1人あたりの広さを出してしまう、単位の付け方を忘れて数字だけで判断するのが典型的なつまずきです。
このテーマで実際に生成した教材
下の枠内が、まなびAIがこのテーマで実際に生成した教材です。読み解きにくい学習指導要領は、デジタル庁が推進する国産AI「源内」の一部である法令検索AI「Lawsy」の技術で検索・参照し、約30秒で出力されました。
みなさん、こんにちは!
今日は、みんなの身の回りにある「こみぐあい」について、算数の力を使って比べる方法を学んでいきましょう。
1. 「こみぐあい」って何だろう?
「こみぐあい」とは、ある場所にどれくらいの人がいるか、どれくらい物がつまっているか、などを表す言葉です。
例えば、電車の中や、お店の中、公園など、色々な場所で「あ、今日はこんでるな」とか「今日はすいてるな」と感じることがありますよね。
でも、ただ「こんでる」と感じるだけではなく、算数を使って正確に「どちらがどれくらいこんでいるか」を比べる方法があるんです。それが「単位量あたりの大きさ」を使って比べる方法です。
2. 単位量あたりの大きさとは?
「単位量あたりの大きさ」とは、「1あたり」の量のことです。
例えば、速さなら「1時間あたりに進む道のり」や、「1分あたりに進む道のり」のことです。
「こみぐあい」を比べる場合は、「1平方メートルあたりの人数」や「1人あたりの広さ」のように、「1あたり」で考えることで、広さや人数がちがう場所でも公平に比べられるようになります。
3. 「こみぐあい」を比べる手順
「こみぐあい」を比べるには、次の手順で考えます。
手順1: 何を比べたいかを確認しよう
- 例: A公園とB公園の「こみぐあい」を比べたい。
手順2: 比べるために必要な2つの量を見つけよう
- 「こみぐあい」を比べるなら、「人数」と「広さ(面積)」が必要だね。
手順3: どちらか一方を「1あたり」にしよう
- 「1平方メートルあたりに何人いるか」を計算する方法
- 「1人あたり何平方メートル使えるか」を計算する方法
どちらの方法でも比べられますが、計算で出てくる数字の意味がちがうので、注意が必要です。
手順4: 計算してみよう
- 「1平方メートルあたりの人数」を出す場合: 人数 ÷ 広さ
- 「1人あたりの広さ」を出す場合: 広さ ÷ 人数
手順5: 計算結果をくらべて、どちらが「こんでいる」か判断しよう
- 「1平方メートルあたりの人数」が多いほど、こんでいる。
- 「1人あたりの広さ」が少ないほど、こんでいる。
例を見てみよう!
問題
A教室とB教室の「こみぐあい」を比べましょう。
- A教室: 面積 $50m^2$、人数 25人
- B教室: 面積 $60m^2$、人数 35人
考え方
方法1: 1平方メートルあたりの人数を出す場合
- A教室: $25 \div 50 = 0.5$ (人/平方メートル)
- B教室: $35 \div 60 = 0.5833...$ (人/平方メートル)
$0.5833...$ は $0.5$ より大きいので、B教室の方が1平方メートルあたりの人数が多い、つまりB教室の方がこんでいると言えます。
方法2: 1人あたりの広さを出す場合
- A教室: $50 \div 25 = 2$ (平方メートル/人)
- B教室: $60 \div 35 = 1.7142...$ (平方メートル/人)
$1.7142...$ は $2$ より小さいので、B教室の方が1人あたりの広さが狭い、つまりB教室の方がこんでいると言えます。
どちらの方法でも、B教室の方がこんでいるという結果になりましたね。
確認問題に挑戦!
それでは、学んだことを使って、問題に挑戦してみましょう。
問題1
ある動物園に、キリンが20頭いる場所があります。その場所の広さは $1000m^2$ です。
この場所の「キリンのこみぐあい」は、1平方メートルあたり何頭になるでしょう?
選択肢
- $0.01$ 頭
- $0.02$ 頭
- $0.05$ 頭
- $0.2$ 頭
問題2
C広場とD広場の「こみぐあい」を比べましょう。
- C広場: 面積 $800m^2$、人数 40人
- D広場: 面積 $1200m^2$、人数 50人
1平方メートルあたりの人数で比べたとき、どちらの広場がよりこんでいると言えるでしょう?
選択肢
- C広場の方がこんでいる
- D広場の方がこんでいる
- どちらも同じくらいこんでいる
- 情報が足りないので比べられない
問題3
EスーパーとFスーパーのレジの「こみぐあい」を比べます。
- Eスーパー: レジが4つあり、1時間に合計100人のお客さんを対応できる
- Fスーパー: レジが5つあり、1時間に合計130人のお客さんを対応できる
1つのレジあたり、1時間に何人のお客さんを対応できるかで比べたとき、どちらのスーパーのレジがより効率的(つまり、1つのレジでたくさんのお客さんをさばける)と言えるでしょう?
選択肢
- Eスーパーのレジの方が効率的
- Fスーパーのレジの方が効率的
- どちらも同じくらい効率的
- 情報が足りないので比べられない
解答と解説
問題1
正解: 2
解説
「1平方メートルあたり何頭」かを求めるので、頭数(人数)を広さで割ります。
$20 \div 1000 = 0.02$
よって、1平方メートルあたり $0.02$ 頭となります。
問題2
正解: 1
解説
1平方メートルあたりの人数をそれぞれ計算します。
- C広場: $40 \div 800 = 0.05$ (人/平方メートル)
- D広場: $50 \div 1200 \approx 0.0416...$ (人/平方メートル)
$0.05$ は $0.0416...$ よりも大きいので、C広場の方が1平方メートルあたりの人数が多く、よりこんでいると言えます。
問題3
正解: 2
解説
「1つのレジあたり、1時間に何人のお客さんを対応できるか」をそれぞれ計算します。
- Eスーパー: $100 \div 4 = 25$ (人/レジ)
- Fスーパー: $130 \div 5 = 26$ (人/レジ)
Fスーパーの方が1つのレジあたりに対応できるお客さんの人数が多いので、Fスーパーのレジの方が効率的だと言えます。
単位量あたりの大きさを使って「こみぐあい」を比べる方法、理解できましたか?
身の回りの色々な「こみぐあい」を、算数の目で見てみてくださいね!
編集・参照情報
- 編集・運営: かわさき楽AIサポート(株式会社スマイルファクトリー)
- 作成方法: 学習指導要領データを検索し、AI生成教材を編集して掲載
- 参照範囲:
- 公開日: 2026年6月21日
この教材の使い方
保護者の方は、まずお子さんと一緒に「教室と体育館、同じ人数が入ったらどちらがこむかな?」と身近な場所で問いかけてみてください。感覚で答えたあとに、本教材の手順3にある「広さで割る」考え方を一緒に試すと、なぜ単位量あたりで比べるのかが自然に腑に落ちます。
塾講師の方は、手順1〜4を順番に板書し、児童に「人数÷広さ」と「広さ÷人数」のどちらで求めたかを必ず言葉で説明させてください。数字だけ合っていても意味の取り違えが起きやすい単元なので、単位を声に出して確認する習慣づけが定着につながります。
クイズに取り組む際は、答え合わせのあとに「もし人数が倍になったら?」と数値を変えて再度問い直すと、単位量あたりの考え方が一回限りの暗記で終わらず、別の場面でも使える力として残ります。
よくある質問
「単位量あたりの大きさ」は小5のどのタイミングで習いますか?
小学校5年生の算数で扱う単元のひとつで、人口密度や速さの学習につながる大切な考え方です。学校により進度が異なるため、詳しい時期は学校の先生にご確認ください。
子どもが「1平方メートルあたり」と「1人あたり」のどちらで比べるか迷ってしまいます。
どちらでも比べられますが、数字の意味が逆になる点がつまずきやすいところです。「多いほどこんでいる」のか「少ないほどこんでいる」のかを声に出して確認させると整理しやすくなります。
家庭で「こみぐあい」を学ばせるにはどんな声かけがよいですか?
電車内や公園など身近な場面で「人数と広さ」を意識させると理解が深まります。教材の問題に取り組むか、生活の中の例で話すかはご家庭の判断で選んでいただくとよいです。