この単元のつまずきポイント
動詞の活用の種類を意識せずに音の響きだけで「せる/させる」を選び、「食べせる」のような誤りを書いてしまうことがよくあります。
このテーマで実際に生成した教材
下の枠内が、まなびAIがこのテーマで実際に生成した教材です。読み解きにくい学習指導要領は、デジタル庁が推進する国産AI「源内」の一部である法令検索AI「Lawsy」の技術で検索・参照し、約30秒で出力されました。
みなさん、こんにちは!
今回は、国語でよく出てくる助動詞「せる」と「させる」の使役(しえき)という使い方について、一緒に学んでいきましょう。
助動詞「せる」「させる」とは?
「使役」とは、「だれかに何かをさせる」という意味を表す文の形です。つまり、「〜させる」は、「だれかに〜するように働きかける」ときに使われます。
例えば、「先生が生徒を走らせる」という文では、先生が生徒に対して「走る」という行動を促していますよね。この「走らせる」の部分が使役の形です。
「せる」と「させる」の使い分け
「せる」と「させる」は、どちらも使役の意味を表しますが、動詞の種類によって使い分けが必要です。
1. 「せる」を使う場合
主に五段活用動詞、サ変動詞、カ変動詞に接続するときは「せる」を使います。
動詞の「未然形(みぜんけい)」という形に「せる」をつけます。
- 五段活用動詞の例:
* 書く(かかない) → 書かせる
* 例: 先生が私に作文を書かせる。
* 読む(よまない) → 読ませる
* 例: 母が弟に本を読ませる。
- サ変動詞の例:
* する(ししない) → させる (※「せる」ではなく「させる」になるので注意!正確には未然形「せ」に「させる」がつく形だが、ここでは「する」全体で覚えるのが良い)
* 例: 彼は私に仕事をさせる。
- カ変動詞の例:
* 来る(ここない) → 来させる (※「せる」ではなく「させる」になるので注意!)
* 例: 友だちを家に来させる。
2. 「させる」を使う場合
主に上一段活用動詞、下一段活用動詞に接続するときは「させる」を使います。
動詞の「未然形」に「させる」をつけます。
- 上一段活用動詞の例:
* 見る(みみない) → 見させる
* 例: 監督が選手に試合を見させる。
* 起きる(おききない) → 起きさせる
* 例: 目覚まし時計が私を起きさせる。
- 下一段活用動詞の例:
* 食べる(たべべない) → 食べさせる
* 例: 母が子どもに野菜を食べさせる。
* 教える(おしええない) → 教えさせる
* 例: 先生が先輩に後輩を教えさせる。
助動詞「せる」「させる」と助詞(てにをは)
使役の文では、「だれに(だれを)」行動させるのかを示す助詞の使い方が重要です。
動詞が「自動詞」か「他動詞」かによって、助詞「を」と「に」の使い分けが変わってきます。
1. 動作の対象が「を」になる場合(自動詞のとき)
もともと動詞が目的語をとらない自動詞(じどうし)の場合、「だれを」行動させるのかを示すときには「を」を使います。
- 例: 子どもが走る(自動詞)
* → 先生が子どもを走らせる。(「子ども」が走る)
- 例: 赤ちゃんが寝る(自動詞)
* → 母が赤ちゃんを寝かせる。(「赤ちゃん」が寝る)
2. 動作の対象が「に」になる場合(他動詞のとき)
もともと動詞が目的語をとる他動詞(たどうし)の場合、「だれに」行動させるのかを示すときには「に」を使います。このとき、動詞本来の目的語は「を」のままです。
- 例: 生徒が本を読む(他動詞)
* → 先生が生徒に本を読ませる。(「生徒」が本を読む)
- 例: 私が部屋を掃除する(他動詞)
* → 姉が私に部屋を掃除させる。(「私」が部屋を掃除する)
まとめ
- 使役とは、「だれかに何かをさせる」という意味を表す文の形。
- 「せる」と「させる」は、接続する動詞の種類によって使い分ける。
* 五段・サ変・カ変動詞 → 「せる」 (※「する」は「させる」、「来る」は「来させる」になる例外に注意!)
* 上一段・下一段動詞 → 「させる」
- 使役の文では、助詞の使い方が重要。
* 使役される動作が自動詞の場合 → 〜を〜させる
* 使役される動作が他動詞の場合 → 〜に〜させる
繰り返し練習して、使い分けをしっかり身につけましょう!
編集・参照情報
- 編集・運営: かわさき楽AIサポート(株式会社スマイルファクトリー)
- 作成方法: 学習指導要領データを検索し、AI生成教材を編集して掲載
- 参照範囲: 第1節 国語 > 第2 各学年の目標及び内容 > 〔第2学年〕 > 2 内容 > 〔知識及び技能〕 > (1) 言葉の特徴や使い方に関する次の事項を身に付けることができるよう指導する。 > オ 単語の活用,助詞や助動詞などの働き,文の成分の順序や照応など文の構成について理解するとともに,話や文章の構成や展開について理解を深めること。
- 公開日: 2026年8月8日
この教材の使い方
塾講師の方は、まず本文の「五段・サ変・カ変」の見分けを板書で復習してから、教材の判定手順に沿って例文を音読させると定着が早まります。使役の意味「だれかに〜させる」を、実際の生活場面に言い換えさせるのも有効です。
保護者の方は、お子さんに「書かせる」「読ませる」など身近な動詞で例文を作らせてみてください。未然形が「ア段」で終われば「せる」、それ以外なら「させる」という判定の型を、会話の中で繰り返し確認すると自然に身につきます。
発展として、動詞を10個ほど並べて「未然形+助動詞」の順にノートへ書き取らせると、活用の種類と接続がセットで整理できます。「する→させる」「来る→来させる」の例外は特に色を変えてマークさせ、テスト直前の見直し用に残しておくのがおすすめです。
よくある質問
「せる」と「させる」は中学何年生で習う内容ですか?
中学1年の国語で扱う助動詞の一つで、動詞の活用の種類と関連づけて学びます。教科書によって順序が前後することもあるため、詳しい進度は学校の先生にご確認ください。
子どもが「せる」と「させる」を混同してしまいます。どう教えればよいですか?
まず動詞の活用の種類(五段・上一段・下一段・サ変・カ変)を見分ける練習から始めるのがおすすめです。五段・サ変・カ変は「せる」、上一段・下一段は「させる」と整理して覚えさせてみてください。
家庭学習ではどのように練習させると定着しやすいですか?
身近な動詞を使って「○○に△△させる」という短い例文を作らせるのが効果的です。教科書の例文を音読させるのも良い方法ですが、進め方はご家庭の判断で無理のない範囲で取り入れてください。