この単元のつまずきポイント
教科書の例文はbyつきが多いため、実際の英作文でも毎回byを書いてしまいがちです。逆に、有名人や特定の人物が動作主のときに省略してしまい、文意が弱くなることもあります。
このテーマで実際に生成した教材
下の枠内が、まなびAIがこのテーマで実際に生成した教材です。読み解きにくい学習指導要領は、デジタル庁が推進する国産AI「源内」の一部である法令検索AI「Lawsy」の技術で検索・参照し、約30秒で出力されました。
こんにちは!今回は、英語の受動態でよく出てくる「by」の使い方について、特に「by」を付ける場合と省略する場合の使い分けを学びましょう。
受動態とは?
まず、受動態とは「〜される」「〜された」というように、主語が「〜される側」になる文のことです。例えば、「この本は彼によって書かれました」という文は、主語の「この本」が「書く」という動作を「される」側なので受動態です。
形は「be動詞 + 過去分詞」で表されます。
例:
- Active: He wrote this book. (彼はこの本を書いた。)
- Passive: This book was written by him. (この本は彼によって書かれた。)
「by + 行為者」を付ける場合
「by + 行為者(動作を行った人や物)」は、「〜によって」という意味で、誰がその動作を行ったのかを明確に伝えたいときに付けます。この情報が重要である場合や、誰がしたのかを強調したい場合に必要です。
例:
- This song was written by a famous singer. (この歌は有名な歌手によって書かれました。)
* 誰が書いたのかを伝えることが重要。
- The window was broken by my brother. (その窓は私の兄によって割られました。)
* 誰が窓を割ったのかを明確にしたい。
「by + 行為者」を省略する場合
では、どんなときに「by + 行為者」を省略するのでしょうか?主に次の3つの場合です。
1. 誰がしたのか不明な場合
行為者が誰なのか、具体的にわからないときに省略します。
例:
- My bike was stolen. (私の自転車が盗まれました。)
* 誰が盗んだのかわからない。
- English is spoken in many countries. (英語は多くの国で話されています。)
* 誰が話しているのか特定できない。
2. 誰がしたのか明白な場合
行為者が誰なのか、文脈や常識から考えて明らかであるときに省略します。
例:
- He was arrested. (彼は逮捕されました。)
* 逮捕するのは警察官であることが明白なので、「by the police」は省略されることが多いです。
- The new building was completed last month. (その新しい建物は先月完成しました。)
* 建物を完成させるのは建設業者などであることが明白。
3. 誰がしたのか重要ではない、または興味がない場合
行為者が誰なのかが、文の内容にとって重要でなかったり、特に伝える必要がないときに省略します。動作の結果や対象に焦点を当てたい場合によく使われます。
例:
- This bridge was built 100 years ago. (この橋は100年前に建てられました。)
* 誰が建てたかよりも、いつ建てられたかの方が重要。
- A lot of houses were destroyed by the earthquake. (多くの家が地震によって破壊されました。)
* 「誰が破壊したか」は重要ではなく、「何が破壊されたか」に焦点が当たっている。
まとめ
- by + 行為者 を付ける: 誰がその動作をしたのかを明確に伝えたい、または強調したいとき。
- by + 行為者 を省略する: 行為者が不明、明白、または重要ではないとき。
クイズで確認!
問1: 次の文で「by + 行為者」を省略できるのはどれでしょう?
This book was written ( ) Jane.
- by
- for
- with
- of
正解: 1
解説: この文では「Jane」がこの本を書いた行為者であり、誰が書いたのかが重要なので「by」を省略することはできません。選択肢1の「by」が適切です。
問2: 次の文で「by + 行為者」が省略されている理由として適切なものはどれでしょう?
My wallet was found on the street.
- 誰が拾ったのか不明だから。
- 誰が拾ったのか明白だから。
- 誰が拾ったのか重要だから。
- 誰が拾ったのか誰でもいいから。
正解: 1
解説: 財布が道で「見つけられた」という事実が重要であり、誰が拾ったのかは通常不明であるため、省略されます。
問3: 次の文で「by + 行為者」を付けるべきなのはどれでしょう?
The beautiful picture was painted ( ) a famous artist.
- by
- at
- in
- on
正解: 1
解説: 「a famous artist (有名な芸術家)」という具体的な行為者が示されており、誰がその絵を描いたのかが重要な情報なので、「by」を付けて「〜によって」と表現するのが適切です。
編集・参照情報
- 編集・運営: かわさき楽AIサポート(株式会社スマイルファクトリー)
- 作成方法: 学習指導要領データを検索し、AI生成教材を編集して掲載
- 参照範囲: 第9節 外国語 > 英語 > 2 内容 > 〔知識及び技能〕 > (1) 英語の特徴やきまりに関する事項 > エ 文,文構造及び文法事項 > (ウ) 文法事項 > e 動詞の時制及び相など
- 公開日: 2026年7月19日
この教材の使い方
保護者の方は、お子さんと一緒に本文の「byを付ける場合/省略する場合」の例文を音読するところから始めてみてください。「誰がやったかが大事かどうか」を問いかけると、丸暗記ではなく判断基準として身につきやすくなります。
塾講師の方は、by省略の3パターン(不明・一般的・自明)を生徒に自分の言葉で言い換えさせる演習に活用してください。教材の例文をなぞった後、生徒自身に能動態⇔受動態の書き換え問題を作らせると、定着度がぐっと上がります。
仕上げに、ニュース見出しや商品パッケージの「Made in Japan」など、身の回りの受動態を親子・生徒と一緒に探してみてください。byが省略されている実例に気づくことで、教科書の中だけの知識から生きた英語の感覚へとつながっていきます。
よくある質問
「by」を省略するかどうか、テストではどう判断させるのが正解ですか?
行為者が不明・明白・重要でない場合は省略、動作主を明確に伝えたい場合は残す、という基準で判断します。学校のテストでは教科書の説明に沿うのが安全ですので、迷う問題は学校の先生にご確認ください。
受動態が苦手な子に、家庭でどう声かけすればよいですか?
まず「主語が〜される側かどうか」を一緒に確認し、次に「be動詞+過去分詞」の形を音読で定着させるのがおすすめです。無理に文法用語で説明せず、例文を増やす進め方をご家庭の判断で取り入れてみてください。
受動態は中学2年でどこまでできれば十分ですか?
本教材の範囲では、能動態と受動態の書き換え、byを残すか省略するかの判断ができれば基礎はおさえられます。到達度の基準は学校ごとに異なるため、詳しくは学校の先生にご確認ください。