この単元のつまずきポイント
「-3-(-5)」のような連続するマイナスで符号を取り違える生徒が多いです。括弧を外す順序と、加法・減法を統一して考える発想を持たないまま計算してしまい、答えの正負が逆になります。
このテーマで実際に生成した教材
下の枠内が、まなびAIがこのテーマで実際に生成した教材です。読み解きにくい学習指導要領は、デジタル庁が推進する国産AI「源内」の一部である法令検索AI「Lawsy」の技術で検索・参照し、約30秒で出力されました。
正の数・負の数の計算で「符号ミス」は多くの人がつまずくポイントです。でも大丈夫!いくつかのコツを身につければ、正確に計算できるようになります。ここでは、符号ミスをなくすための考え方と具体的なステップを解説します。
概念説明:正の数・負の数の四則計算の基本
正の数($+$の数)と負の数($-$の数)の計算では、小学校で習った計算に加えて「符号」をどう扱うかが重要になります。特に大切なのは、それぞれの計算で符号がどう決まるかのルールをしっかり覚えることです。
1. 加法(足し算)
加法では、2つの数の符号が同じか異なるかで考え方が変わります。
- 同符号の加法:
* $(+A) + (+B)$ のように、どちらも正の数の場合 → 符号は「$+$」、絶対値は足し算。
* $(-A) + (-B)$ のように、どちらも負の数の場合 → 符号は「$-$」、絶対値は足し算。
- 異符号の加法:
* $(+A) + (-B)$ または $(-A) + (+B)$ の場合 → 符号は「絶対値が大きい方の符号」、絶対値は引き算(大きい方から小さい方をひく)。
2. 減法(引き算)
減法は、そのまま計算するのではなく、「ひく数の符号を変えて足し算にする」のが鉄則です。このルールを使えば、すべての減法が加法に変換できるため、加法のルールだけ覚えればよくなります。
- $A - B = A + (-B)$ のように、ひく数の符号を変えて足し算にします。
3. 乗法(掛け算)と除法(割り算)
乗法と除法では、加法・減法とは異なる符号のルールがあります。このルールは乗法と除法で共通です。
- 同符号の計算:
* $(+A) \times (+B)$ または $(+A) \div (+B)$ → 符号は「$+$」。
* $(-A) \times (-B)$ または $(-A) \div (-B)$ → 符号は「$+$」。
- 異符号の計算:
* $(+A) \times (-B)$ または $(+A) \div (-B)$ → 符号は「$-$」。
* $(-A) \times (+B)$ または $(-A) \div (+B)$ → 符号は「$-$」。
【覚え方】
- プラスとプラスはプラス
- マイナスとマイナスはプラス
- プラスとマイナスはマイナス
- マイナスとプラスはマイナス
つまり、マイナスの数が偶数個(0個、2個など)なら答えはプラス、奇数個(1個、3個など)なら答えはマイナス、と覚えておくと便利です。
具体例と計算のコツ
実際に問題を解きながら、符号ミスをなくすコツを見ていきましょう。
例1:加法
- 同符号の加法
* $(+7) + (+3) = +10$
* 解説:どちらも正の数なので、符号は$+$。絶対値を足して $7+3=10$。
* $(-5) + (-4) = -9$
* 解説:どちらも負の数なので、符号は$-$。絶対値を足して $5+4=9$。
- 異符号の加法
* $(+8) + (-3) = +5$
* 解説:絶対値は$8$と$3$。大きいのは$8$(正の数)なので、符号は$+$。絶対値の差は $8-3=5$。
* $(-10) + (+6) = -4$
* 解説:絶対値は$10$と$6$。大きいのは$10$(負の数)なので、符号は$-$。絶対値の差は $10-6=4$。
例2:減法
減法は必ず加法に直すのがコツ!
- $(+9) - (+2) = (+9) + (-2) = +7$
* 解説:「ひく数$(+2)$」の符号を変えて$(-2)$にし、足し算に直します。あとは異符号の加法と同じです。
- $(+5) - (-4) = (+5) + (+4) = +9$
* 解説:「ひく数$(-4)$」の符号を変えて$(+4)$にし、足し算に直します。あとは同符号の加法と同じです。
- $(-7) - (+3) = (-7) + (-3) = -10$
* 解説:「ひく数$(+3)$」の符号を変えて$(-3)$にし、足し算に直します。あとは同符号の加法と同じです。
- $(-6) - (-8) = (-6) + (+8) = +2$
* 解説:「ひく数$(-8)$」の符号を変えて$(+8)$にし、足し算に直します。あとは異符号の加法と同じです。
例3:乗法と除法
符号を先に決めるのがコツ!
- $(+4) \times (+3) = +12$
* 解説:$+$と$+$なので、符号は$+$。
- $(-5) \times (-2) = +10$
* 解説:$-$と$-$なので、符号は$+$。
- $(+6) \times (-3) = -18$
* 解説:$+$と$-$なので、符号は$-$。
- $(-10) \div (+5) = -2$
* 解説:$-$と$+$なので、符号は$-$。
- $(-12) \div (-4) = +3$
* 解説:$-$と$-$なので、符号は$+$。
例4:混合計算
計算の順序は、小学校と同じく「カッコの中 → 乗除 → 加減」です。
- $5 - (-3) \times 2$
1. まず乗法を計算します。 $(-3) \times 2 = -6$
2. 式は $5 - (-6)$ となります。
3. 減法を加法に直します。 $5 + (+6) = 11$
* 答え:$11$
ポイントまとめ:符号ミスをなくすための4つの習慣
- 減法は必ず加法に直す!
* $A - B$ は $A + (-B)$ にする。この変換を徹底すれば、符号ミスが格段に減ります。
- 乗除では、先に符号を決める!
* 計算する前に、答えがプラスになるかマイナスになるかを判断し、先に符号を書いてしまうと良いでしょう。マイナスの数が偶数個なら$+$、奇数個なら$-$です。
- 計算の順序を厳守する!
* 「カッコの中 → 乗法・除法 → 加法・減法」の順序を必ず守りましょう。計算の途中で勝手に順序を変えないことが大切です。
- 途中式を丁寧に書く!
* 暗算で済ませようとすると、どこでミスしたか分からなくなります。特に慣れないうちは、符号の変換や計算のステップを一つずつ丁寧に書き出す習慣をつけましょう。焦らず、段階的に計算を進めることが、正確さへの近道です。
これらのコツを意識して、たくさんの問題を解いてみてください。繰り返すうちに、自然と正確に計算できるようになりますよ!
編集・参照情報
- 編集・運営: かわさき楽AIサポート(株式会社スマイルファクトリー)
- 作成方法: 学習指導要領データを検索し、AI生成教材を編集して掲載
- 参照範囲: 第1章 総則 > 第3節 数学 > 第2 各学年の目標及び内容 > 〔第1学年〕 > 2 内容 > A 数と式 > (1) 具体的な場面を通して正の数と負の数について理解し,その四則計算ができるようにするとともに,正の数と負の数を用いて表現し考察することができるようにする。 > イ 小学校で学習した数の四則計算と関連付けて,正の数と負の数の四則計算の意味を理解すること。
- 公開日: 2026年5月27日
この教材の使い方
この教材は、正負の数の計算で符号ミスを繰り返してしまうお子さんを持つ保護者の方や、つまずきの原因を整理したい塾講師の方に活用していただける内容になっています。まずはお子さんと一緒に教材を読み、加法・減法・乗除のどのルールで迷っているかを把握することから始めてみてください。
特に効果的なのは、お子さんが計算ミスをしたときに「どこで符号が変わったか」を一問ずつ指差しで確認する使い方です。減法を加法に変換する場面や、乗除で符号を先に決める場面など、変換が起きるポイントで一度手を止め、本人に声に出して説明してもらうと定着が進みます。
塾講師の方は、この教材のルールを生徒に音読させたうえで、同符号・異符号・減法→加法変換の3パターンを混ぜた小テストを作ると理解度を測りやすくなります。間違えた問題は教材の該当ルールに戻って確認する流れを習慣にすると、符号ミスは着実に減っていきます。
よくある質問
子どもがどうしても符号を間違えます。家庭ではどう声かけすればよいですか?
まずは「符号を決めてから絶対値を計算する」順番が守れているかを一緒に確認してあげてください。間違いを責めるより、手順のどこで迷ったかを言葉にさせると整理しやすくなります。具体的な指導方針はご家庭の判断で調整してください。
引き算を足し算に直すやり方は、学校で必ず習う方法でしょうか?
中学1年で扱う正負の数の基本ルールに沿った考え方で、教科書でも一般的に紹介されています。ただし指導の順序や表現は学校ごとに異なる場合があるため、お子さんの授業の進め方は学校の先生にご確認ください。
かけ算・わり算の符号ルールを丸暗記させても大丈夫ですか?
同符号なら「$+$」、異符号なら「$-$」というルールは覚えてしまって問題ありません。ただし、なぜそうなるかを軽くでも納得しておくと応用問題で迷いにくくなります。暗記と理解のバランスはご家庭の判断で進めてください。