この単元のつまずきポイント
活用形の名前を丸暗記するだけで、文中の動詞がどの形か判断できない。「書か(ナイ)」と「書き(マス)」の違いを下の言葉ではなく語尾の形だけで判断しようとして失敗する。
このテーマで実際に生成した教材
下の枠内が、まなびAIがこのテーマで実際に生成した教材です。読み解きにくい学習指導要領は、デジタル庁が推進する国産AI「源内」の一部である法令検索AI「Lawsy」の技術で検索・参照し、約30秒で出力されました。
こんにちは!国語の勉強、お疲れ様です。
今回は、日本語の動詞が形を変える「活用」について、特にそれぞれの「活用形」をどうやって見分けるか、その手順を一緒に見ていきましょう。
1. 動詞の「活用」ってなんだろう?
動詞は、「走る」「食べる」「書く」のように、動作や状態を表す言葉ですね。
この動詞は、文の中で使われるときに、後ろに続く言葉によって形が変わることがあります。例えば、「走る」という動詞は、
- 「走らない」(否定)
- 「走ります」(丁寧)
- 「走るとき」(名詞につながる)
- 「走れば」(仮定)
- 「走れ!」(命令)
というように、さまざまな形に変化します。この形が変化することを「活用」と言います。そして、変化した一つ一つの形を「活用形」と呼びます。
2. 動詞の活用形は全部で6種類!
動詞の活用形には、全部で次の6種類があります。
- 未然形(みぜんけい):まだ起きていないこと、否定、推量などを表すときに使う形
- 連用形(れんようけい):動詞や形容詞、助動詞などにつながるときに使う形
- 終止形(しゅうしけい):文を言い切るときに使う形
- 連体形(れんたいけい):名詞や代名詞(体言)につながるときに使う形
- 仮定形(かていけい):もし〜ならば、と仮定するときに使う形
- 命令形(めいれいけい):相手に命令するときに使う形
それぞれの活用形には、後ろに続く言葉に「お決まりのパターン」があります。このパターンを知っていると、活用形を簡単に見分けられるようになりますよ。
3. 各活用形の見分け方と接続のポイント
動詞の活用形を見分けるには、その動詞の後にどんな言葉が続くか(または、どんな言葉を付けられるか)を考えるのが一番のポイントです。動詞の「語幹(ごかん)」は変わらない部分、「活用語尾(かつようごび)」は変化する部分です。見分けるのは主にこの「活用語尾」の部分です。
ここでは、例として「書く」という動詞を使って見ていきましょう。
3-1. 未然形(みぜんけい)
- 接続のポイント:後ろに「ない」「う(よう)」などが続きます。
- 例:
* 書かない
* 書こう
* (書かれる)
* (書かせる)
- 見分け方:「〜ない」「〜う(よう)」を付けてみて、その直前の形が未然形です。「書く」なら「書かない」「書こう」となるので、「書か」「書こ」が未然形です。
3-2. 連用形(れんようけい)
- 接続のポイント:後ろに「ます」「て」「た」「たい」などが続きます。また、文が途中で止まるときにも使われます。
- 例:
* 書きます
* 書いて(「書く」が「書いて」となるのは音便という変化ですが、これも連用形です)
* 書いた
* 書きたい
- 見分け方:「〜ます」「〜て」「〜た」を付けてみて、その直前の形が連用形です。「書く」なら「書きます」「書いて」「書いた」となるので、「書き」「書い」が連用形です。
3-3. 終止形(しゅうしけい)
- 接続のポイント:文を言い切るときに使います。つまり、文の最後に「。」がつく形です。
- 例:
* 本を書く。
* 彼は毎日走る。
- 見分け方:動詞の基本の形であり、辞書に載っている形です。文を言い切る形で使われていれば終止形です。
3-4. 連体形(れんたいけい)
- 接続のポイント:後ろに「とき」「こと」「もの」などの名詞(体言)が続きます。
- 例:
* 本を書くとき
* 書くこと
* 書く人
- 見分け方:終止形と同じ形になることが多いので注意が必要です。後ろに名詞が続いている場合は連体形です。
3-5. 仮定形(かていけい)
- 接続のポイント:後ろに「ば」が続きます。
- 例:
* 書けば
- 見分け方:「〜ば」を付けてみて、その直前の形が仮定形です。「書く」なら「書けば」となるので、「書け」が仮定形です。
3-6. 命令形(めいれいけい)
- 接続のポイント:相手に命令するときに使います。文の最後に来ます。
- 例:
* 書け!
* 走れ!
- 見分け方:命令の言葉になっていれば命令形です。
4. 動詞の活用形を見分ける実践手順
それでは、実際の文の中で動詞の活用形を見分けるための手順をまとめてみましょう。
手順1:動詞を見つける
まず、文の中から動詞を探します。動作や状態を表す言葉ですね。
手順2:動詞の「変化する部分」に注目する
見つけた動詞が、文の中でどのように形を変えているかを確認します。例えば、「書きたい」「書けば」「書く」など。
手順3:その動詞の「後ろ」に何が続いているかを見る(または、何を付けられるか考える)
これが一番重要です。後ろに続く言葉が、どの活用形に合うかの手がかりになります。
- 「〜ない」「〜う(よう)」が続くなら → 未然形
- 「〜ます」「〜て」「〜た」「〜たい」が続くなら → 連用形
- 文を言い切っているなら → 終止形
- 「〜とき」「〜こと」「〜人」など名詞が続くなら → 連体形
- 「〜ば」が続くなら → 仮定形
- 命令している形なら → 命令形
練習問題
次の文の太字の動詞の活用形は何でしょうか?
- 彼は毎日、本を読む。
- 明日は早く起きよう。
- もし行けば、きっと楽しいだろう。
- その本を読みます。
- もっと大きな声で話しなさい。
解答と解説
- 読む
* 解答:終止形
* 解説:「読む」の後ろに句点(。)があり、文を言い切っています。辞書に載っている形(基本形)であり、文の終わりで使われているので終止形です。
- 起き
* 解答:未然形
* 解説:「起き」の後ろに「よう」が続いています。「起きよう」は「〜う(よう)」に続く形なので、未然形です。
- 行け
* 解答:仮定形
* 解説:「行け」の後ろに「ば」が続いています。「〜ば」に続く形は仮定形です。
- 読み
* 解答:連用形
* 解説:「読み」の後ろに「ます」が続いています。「〜ます」に続く形は連用形です。
- 話し
* 解答:連用形
* 解説:「話し」の後ろに「なさい」(補助動詞「なさる」の命令形)が続いています。「〜なさい」は連用形に付くので、「話し」は連用形です。また、「話します」「話して」などの形にできることからも連用形だと分かります。
5. まとめ
動詞の活用形を見分けるには、それぞれの活用形が「どんな言葉に続くか」という接続のパターンを覚えるのが一番の近道です。
- 未然形 → ない、う(よう)
- 連用形 → ます、て、た、たい
- 終止形 → 文の言い切り
- 連体形 → とき、こと、もの(名詞)
- 仮定形 → ば
- 命令形 → 命令の形
このポイントを意識しながら、色々な文で動詞の活用形を見つける練習をしてみてくださいね。繰り返し練習することで、きっとスムーズに見分けられるようになりますよ!
編集・参照情報
- 編集・運営: かわさき楽AIサポート(株式会社スマイルファクトリー)
- 作成方法: 学習指導要領データを検索し、AI生成教材を編集して掲載
- 参照範囲: 第1節 国語 > 第2 各学年の目標及び内容 > 〔第2学年〕 > 2 内容 > 〔知識及び技能〕 > (1) 言葉の特徴や使い方に関する次の事項を身に付けることができるよう指導する。 > オ 単語の活用,助詞や助動詞などの働き,文の成分の順序や照応など文の構成について理解するとともに,話や文章の構成や展開について理解を深めること。
- 公開日: 2026年6月16日
この教材の使い方
保護者の方へ。テスト前のお子さんに、活用形の名前を暗唱させる必要はありません。本教材の核は「下に続く言葉で見分ける」という手順です。声かけは「下に何が続く?」の一言で十分で、お子さんが「ナイ」「マス」「トキ」などを思い出せたら、活用形は自然とついてきます。
塾講師の方は、6種類の活用形を表で丸暗記させるより、本教材の第3章にある「お決まりのパターン」を続く言葉とセットで反復させてください。「走らナイ=未然」「走りマス=連用」のように、続く言葉を主語にして口頭テンポで確認すると、定着度が一段上がります。
生徒本人が一人で取り組む場合は、第1章の「走る」の5つの変化を、自分で別の動詞(食べる・書くなど)に置き換えて声に出してみましょう。表を眺めるより、続く言葉から逆引きする練習を3周する方が、本番のテストで迷わなくなります。
よくある質問
動詞の活用形は中1で完璧に覚えさせるべきですか?
中1で6種類の名前と見分け方の基本に触れますが、定着には時間がかかるお子さんもいます。下に続く言葉で判断する手順を繰り返し練習するのが有効です。学習進度はご家庭の判断で調整してください。
「未然形」「連用形」など名前が覚えられないようです。どう声かけすれば良いですか?
名前の暗記より、「ない」が続けば未然形、「ます」が続けば連用形、というように、後ろに続く言葉とセットで覚えるのがおすすめです。お子さんが詰まる箇所は、学校の先生にご確認ください。
家庭学習で活用形を練習させるコツはありますか?
教科書の例文から動詞を一つ選び、「ない」「ます」「とき」など6種類の言葉を順に付けて声に出すと、変化の感覚がつかめます。負担になりそうな場合はご家庭の判断で量を調整してください。